日足を初心者向けに解説

わからない前提で解説 5歳でもなんとなく分かるFX用語!

日足

1日の値動きを1本のローソク足で表示する時間軸で中長期のトレンド分析に使用

パンダ
STEP 01

なんとなく理解しよう!

5歳でもわかる超かんたん解説

日足っていうのはね、1日分のお金の動きを1本の棒で表したものなんだよ。「ひあし」って読むんだ。

たとえばね、朝から夜までの気温の変化を1本の棒で表すようなものなんだ。朝は何度で、一番暑いときは何度で、一番寒いときは何度で、夜は何度だったか、全部1本の棒に入ってるの。

FXでも同じで、その日の始まりの値段、一番高い値段、一番安い値段、終わりの値段が1本のローソクみたいな形で見えるんだよ。

毎日1本ずつ増えていくから、何日分も並べると、お金の値段がどう動いてるかがわかるんだ。

大人の人は、この日足を見て、これからどうなるか考えたり、いつ買うか売るかを決めたりしてるんだよ!

つまり日足は1日の値動きを1本で表したグラフだよ!

日足は、朝から夜までの1日分の値段の動きを、ローソクみたいな形1本で表したものなんだ。朝の値段、一番高い値段、一番安い値段、夜の値段が全部わかるよ。

これはね、1日の天気を1枚の絵で表すようなものなんだ。朝は晴れ、昼は曇り、夕方は雨だったとしても、1枚の絵で全部わかるでしょ?日足も同じで、その日のお金の動きがひと目でわかるように工夫されているんだよ!

パンダ
STEP 02

さらに深掘ってマスターしよう!

もっと詳しい本格解説

日足(ひあし)は、1日の始値高値安値終値を1本のローソク足で表現したチャートの時間軸なんですよ。中長期的なトレンド分析に最適で、多くのトレーダーが重視する時間軸です。

日足の最大の特徴はノイズが少なく、大きなトレンドが見やすいことです。5分足1時間足では細かい上下動に惑わされがちですが、日足なら本質的な相場の方向性が明確に現れます。また、世界中のトレーダーが注目しているため、サポートやレジスタンスラインが機能しやすいんですよ。

日足を使った分析では、移動平均線トレンドライン、チャートパターンなどが特に有効です。スイングトレードやポジショントレードを行う投資家にとっては必須の時間軸で、数日から数週間のトレンドを捉えるのに適しています。ただし、エントリーとエグジットのタイミングは、より短い時間軸と組み合わせて判断することが多いんですよ。

関連用語をチェック!

週足 1週間の値動きを1本のローソク足で表示。日足より長期のトレンドを把握できる
月足 1ヶ月の値動きを1本のローソク足で表示。超長期のトレンド分析に使用
4時間足 4時間の値動きを1本で表示。日足より短く1時間足より長い中間的な時間軸
1時間足 1時間の値動きを1本で表示。日足より細かい動きを分析できる
ローソク足 始値・高値・安値・終値を視覚的に表現したチャート。日足で最も使われる表示方法
移動平均線 一定期間の平均価格を線で表示。日足チャートでよく使われるテクニカル指標
スイングトレード 数日から数週間でポジションを保有する取引スタイル。日足を重視する手法
タイムフレーム チャートの時間軸のこと。日足は代表的なタイムフレームの一つ
パンダ
STEP 03

日足に関するQ&A

よくある質問と回答

ほぼすべてのFX会社の取引ツールで無料で見ることができます。また、TradingViewやMT4/MT5などのチャート分析専門ツールでも表示可能です。スマートフォンアプリでも確認でき、Yahoo!ファイナンスなどの金融情報サイトでも基本的な日足チャートは閲覧できます。
トレードスタイルによって使い分けることが重要です。数日〜数週間保有するスイングトレードなら日足がメイン、1〜3日程度の短期トレードなら4時間足が適しています。理想的なのは複数の時間軸を組み合わせることで、日足で大きなトレンドを確認し、4時間足エントリータイミングを計るという使い方が効果的です。
FX市場ではニューヨーク市場のクローズ時間が1日の区切りとなります。日本時間では朝6時または7時(夏時間・冬時間で異なる)に日足が確定します。ただし、FX会社によって若干の違いがあり、取引ツールの設定で確認することが大切です。土日は市場が休みのため、金曜の終値が週末まで続きます。
まずトレンドの方向性を確認することが最重要です。高値安値が切り上がっていれば上昇トレンド、切り下がっていれば下降トレンドです。次に重要なサポート・レジスタンスラインを見つけ、移動平均線との位置関係も確認します。さらに、チャートパターン(三角保ち合い、ダブルトップなど)の形成にも注目します。
可能ですが、組み合わせる方が効果的です。日足だけでは細かいエントリーポイントが分かりにくく、ストップロスの幅も広くなりがちです。日足で方向性を確認した後、4時間足1時間足でタイミングを計るのが一般的です。ただし、長期投資なら日足メインでも問題ありません
最も一般的なのは25日、75日、200日移動平均線です。25日線は約1ヶ月の平均で短期トレンド、75日線は約3ヶ月で中期トレンド、200日線は長期トレンドを表します。特に200日移動平均線は世界中のトレーダーが注目しており、強力なサポート・レジスタンスとして機能することが多いです。組み合わせて使うとより効果的です。
比較的信頼性が高いとされています。特に、十字線、はらみ線、包み足などの転換シグナルは、日足で出現すると意味を持ちやすいです。これは1日という十分な時間で形成されるため、短期的なノイズの影響を受けにくいからです。ただし、他の指標と組み合わせて判断することが重要です。
最大の注意点はエントリーとエグジットのタイミングが遅れやすいことです。日足は1日1本なので、シグナルの確認に時間がかかります。また、ストップロスの幅が広くなりがちで、資金管理に注意が必要です。さらに、経済指標の影響で日足が大きく変動することもあるため、ファンダメンタルズ分析も併用すべきです。