わからない前提で解説
5歳でもなんとなく分かるFX用語!
STEP 01 なんとなく理解しよう!
5歳でもわかる超かんたん解説
ユーロ円っていうのはね、ヨーロッパのお金「ユーロ」と日本のお金「円」を交換する時の値段のことなんだよ。
例えばね、ヨーロッパに旅行に行く時、日本の100円玉を持って行っても使えないでしょ?だから、円をユーロに交換しないといけないんだ。その時に「1ユーロは150円です」みたいに教えてくれるのがユーロ円のレートなんだよ。
ユーロはフランスやドイツ、イタリアなどたくさんの国で使われているお金だから、それらの国と日本でモノを買ったり売ったりする時にも、このユーロ円の値段が大事になるんだ
つまりユーロ円はヨーロッパと日本のお金の交換レートだよ!
ユーロ円はヨーロッパの共通通貨と日本円の交換比率なんだ。例えば、日本のゲームをヨーロッパで売る時、ユーロでいくらにするか決めるのに使うんだよ。1ユーロ=150円なら、日本で1500円のゲームはヨーロッパでは10ユーロになるんだ。この交換の値段は毎日変わるから、昨日と今日で違うこともあるんだよ
STEP 02 さらに深掘ってマスターしよう!
もっと詳しい本格解説
ユーロ円(EUR/JPY)は欧州単一通貨ユーロと日本円の交換レートを示す通貨ペアなんですよ。ユーロ圏20カ国の経済と日本経済の相対的な強さを反映し、世界でも取引量の多い主要通貨ペアの一つです。
ユーロ円の特徴は、比較的大きな値動きをすることです。1日の値動き(ボラティリティ)は平均1.5〜2円程度で、ドル円よりも大きくなる傾向があります。これは、ユーロが複数国の経済状況を反映するため、材料が多岐にわたることが要因です。ECB(欧州中央銀行)の金融政策、ドイツやフランスの経済指標、日銀の政策など、注目すべき要因が多いんですよ。
取引する際の注意点として、クロス円の特性があります。ユーロ円は実質的に「EUR/USD×USD/JPY」で計算されるため、ドルの動きも影響します。また、欧州時間(16時〜24時)に活発に動く特徴があり、日本時間の夕方から夜にかけて大きく変動することが多いんですよ
関連用語をチェック!
クロス円 円を含むがドル円以外の通貨ペア。ユーロ円、ポンド円など 主要通貨ペア 取引量が多く流動性の高い通貨ペア。スプレッドが狭い特徴がある ユーロ圏 ユーロを導入している20カ国。ドイツ、フランス、イタリアなどが中心
スプレッド 売値と買値の差。ユーロ円は比較的狭く取引しやすい
STEP 03 ユーロ円(EUR/JPY)に関するQ&A
よくある質問と回答
一般的に
ドル円の方が初心者向きとされています。日本人にとって米ドルの方が馴染みがあり、情報も入手しやすいためです。ユーロ円は
値動きが大きい分、利益も損失も大きくなりやすいので、まずドル円で経験を積んでからチャレンジすることをおすすめします
日本時間の16時〜24時が最も活発です。これは欧州市場が開いている時間帯で、特に17時〜19時は東京市場との重複時間で流動性が高くなります。また、21時以降はNY市場も開くため、さらに活発になります。早朝は動きが少ないので注意が必要です
主要なものは
ECB政策金利、ユーロ圏GDP、ドイツのZEW景況感指数などです。日本側では
日銀政策決定会合、GDP、日銀短観が重要です。また、
米国の雇用統計もドル経由で影響します。特にECB総裁の発言は大きく動く要因となります
主要FX業者では
0.4〜0.6銭程度が一般的です。
ドル円(0.2〜0.3銭)と比べるとやや広いですが、
ポンド円などと比べれば狭い方です。ただし、
早朝や重要指標発表時は
スプレッドが広がることがあるので、取引タイミングには注意が必要です
2010年頃の
ギリシャ財政危機に端を発した欧州の債務危機です。ユーロの信頼性が揺らぎ、ユーロ円は一時90円台まで下落しました。現在は落ち着いていますが、
イタリアやスペインの財政問題が再燃すると、
ユーロ売りが加速する可能性があります
ユーロ円=ユーロドル×ドル円という計算式で成り立っています。例えば、ユーロドルが上昇し、ドル円も上昇すれば、ユーロ円は大きく上昇します。逆に、
どちらかが逆方向に動けば、ユーロ円の動きは限定的になります。両方をチェックすることが重要です
通常は1.5〜2円程度ですが、重要イベント時は3円以上動くこともあります。月曜日は比較的穏やかで、水曜日から金曜日にかけて値動きが大きくなる傾向があります。月初や月末も実需の影響で動きやすいです
経済統合により貿易や投資を活発化させるためです。異なる通貨だと両替の手間やリスクがありますが、共通通貨なら企業も個人も取引しやすくなります。ただし、各国が独自の金融政策を取れないというデメリットもあり、経済格差の問題も生じています