4時間足を理解する

わからない前提で解説 5歳でもなんとなく分かるFX用語!

4時間足

4時間ごとに1本のローソク足を形成するチャート。中期的なトレンド把握に適した時間軸

パンダ
STEP 01

なんとなく理解しよう!

5歳でもわかる超かんたん解説

4時間足(よじかんあし)っていうのはね、4時間分の値段の動きを1本の棒で表したものなんだよ。

例えば、朝9時から昼1時までの4時間で、ドルの値段がどう動いたかを1本の棒にまとめるんだ。朝は100円だったのが、途中で102円まで上がって、98円まで下がって、最後は101円で終わったら、この全部の動きが1本の棒になるんだよ。

1日は24時間だから、4時間足だと1日で6本の棒ができるんだ。これを見ると、1日の中でどんな風に値段が動いたかがわかりやすくなるんだよ

つまり4時間足は4時間の動きをまとめた便利な棒グラフだよ!

4時間足時間を早送りして見るみたいなものなんだ。1時間の動画を4倍速で見ると15分で見終わるでしょ?4時間足も同じで、4時間分の細かい動きを1本にギュッとまとめて見せてくれるんだ。これを使うと、朝から昼、昼から夕方みたいに、1日の流れがよくわかるようになるんだよ

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STEP 02

さらに深掘ってマスターしよう!

もっと詳しい本格解説

4時間足4時間ごとに1本のローソク足を形成するチャートで、中期的なトレンド分析に最適な時間軸なんですよ。1日に6本、1週間で30本程度のローソク足が形成され、数日から数週間のトレンドを把握するのに適しています。

4時間足の最大の特徴は、ノイズが少なく、トレンドが見やすいことです。1分足5分足では細かすぎる値動きに振り回されがちですが、4時間足なら大きな流れを捉えやすくなります。また、日をまたいでも連続性があるため、24時間市場のFXには特に適しているんですよ。サポート・レジスタンスラインも、より信頼性が高くなります。

トレード戦略としては、スイングトレードに最適です。エントリーからエグジットまで数日から1週間程度のポジションを持つ場合、4時間足でトレンドを確認し、1時間足でタイミングを計るという使い方が一般的です。また、日足では遅すぎ、1時間足では早すぎるという場合の、ちょうど良い中間的な時間軸として重宝されているんですよ

関連用語をチェック!

日足 1日ごとに1本のローソク足を形成。長期トレンドの把握に適する
1時間足 1時間ごとに1本のローソク足を形成。デイトレードでよく使用
週足 1週間ごとに1本のローソク足を形成。長期投資の判断に使用
ローソク足 始値・高値・安値・終値を視覚的に表現したチャート
スイングトレード 数日から数週間でポジションを決済する取引スタイル
時間軸 チャートの時間単位。複数の時間軸を組み合わせて分析する
ノイズ 相場の本質的でない細かな値動き。短い時間軸ほど多い
マルチタイムフレーム分析 複数の時間軸を使って相場を分析する手法
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STEP 03

4時間足に関するQ&A

よくある質問と回答

多くのFX業者では日本時間の1時、5時、9時、13時、17時、21時に新しい足が始まります。ただし、業者によって異なる場合があるので、使用している取引ツールで確認することが大切です。夏時間と冬時間で1時間ずれることもあるので注意が必要です
4時間足だけでも取引は可能ですが、より精度を上げるには複数の時間軸を見ることをおすすめします。例えば、日足で大きなトレンドを確認し、4時間足でエントリーポイントを探し、1時間足でタイミングを計るという使い方が効果的です。マルチタイムフレーム分析と呼ばれます
メリットはノイズが少なく、トレンドが見やすいこと、1日6本なので分析しやすいこと、仕事をしながらでも確認できることです。デメリットはエントリーチャンスが少ないこと、損切り幅が大きくなりがちなこと、細かいタイミングは取りづらいことです。自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です
日足に次いで信頼性が高いとされています。多くのトレーダーが意識する時間軸なので、サポート・レジスタンスがよく機能します。特に何度も反発している水平線は強力です。ただし、重要な経済指標発表時などは、簡単に突破されることもあるので、他の要因も考慮する必要があります
スキャルピングには向いていません。スキャルピングは数分から数十分で決済する超短期取引なので、1分足5分足を使うのが一般的です。4時間足スイングトレードやポジショントレードに適しています。デイトレードでも方向性の確認に使う程度で、エントリーは短い時間軸で行います
4時間足では20期間、50期間、200期間がよく使われます。20期間は約3日分、50期間は約8日分、200期間は約33日分の平均になります。短期トレンドは20期間、中期は50期間、長期は200期間で判断できます。ゴールデンクロスデッドクロスのシグナルも、これらの組み合わせで見ることが多いです
トレードスタイルによって異なります。数日で決済するスイングトレードなら4時間足をメインに、日足で方向性を確認します。数週間保有するなら日足をメインに、4時間足でエントリータイミングを計ります。迷ったら両方見ることで、より確実な判断ができます
土日の市場休場時間はローソク足が形成されません。月曜日の最初の4時間足は、金曜日の最後の足から窓を開けて始まることがあります。この週末の窓は重要な情報なので、窓埋めを狙った取引をする人も多いです。ただし、必ず埋まるわけではないので注意が必要です