わからない前提で解説
5歳でもなんとなく分かるFX用語!
STEP 01 なんとなく理解しよう!
5歳でもわかる超かんたん解説
月足っていうのはね、1か月分のお金の動きを1本の棒で表したものなんだよ。
例えば、毎日の気温を記録するとき、1日ずつ書くと大変でしょ?だから、1か月分をまとめて「今月は暑かった」「今月は寒かった」って表すことがあるよね。
月足も同じで、1か月の間に、お金の値段が「一番高かったところ」「一番安かったところ」「始まりの値段」「終わりの値段」を1本の棒(ローソクみたいな形)にまとめているんだ。
これを見ると、「先月より今月の方が高くなった」とか「3か月連続で下がっている」とか、長い期間の流れが分かるんだよ。カレンダーに印をつけるみたいに、お金の動きを記録しているんだね!
つまり月足は1か月の動きをまとめた記録だよ!
月足は、まるで1か月分の日記をまとめて読むみたいなもの。毎日日記を書いていても、1か月分まとめて見ると「今月は楽しいことが多かった」「今月は大変だった」って分かるでしょ?月足も同じで、1か月のお金の動きを1つの形で見られるから、「上がり調子だな」「下がってきたな」って、大きな流れが分かるんだ。長い目で見たいときにとっても便利なんだよ!
STEP 02 さらに深掘ってマスターしよう!
もっと詳しい本格解説
月足(つきあし)は、1か月間の価格変動を1本のローソク足で表現したチャートなんですよ。
具体的には、月初の始値、月中の高値・安値、月末の終値の4つの価格(四本値)を使って1本のローソク足を形成します。例えば、1月の月足なら、1月1日の始値から1月31日の終値までの動きが1本に集約されているんです。営業日ベースで計算されるため、土日祝日は含まれません。
月足チャートは長期的なトレンド分析に最適で、数年から数十年にわたる大きな流れを把握できます。機関投資家やファンドマネージャーなど、長期投資を行うプロフェッショナルは必ず月足チャートをチェックしています。短期的なノイズが除去され、本質的な方向性が見えやすいという特徴があるんですよ。
関連用語をチェック!
週足 1週間の値動きを1本のローソク足で表したチャート 日足 1日の値動きを1本のローソク足で表したチャート 年足 1年間の値動きを1本のローソク足で表したチャート
四半期足 3か月間の値動きを1本のローソク足で表したチャート
ローソク足 始値・高値・安値・終値を視覚的に表現したチャート 長期トレンド 月足チャートで確認できる数か月から数年の大きな流れ タイムフレーム チャートの時間軸設定。月足は長期タイムフレームの代表
マルチタイムフレーム分析 月足・週足・日足など複数の時間軸で相場を分析する手法
STEP 03 月足に関するQ&A
よくある質問と回答
月足
チャートは
長期投資の方向性を決める時に使います。例えば、今後数か月から数年にわたって
ポジションを保有する場合や、大きな
トレンドの転換点を探る際に活用されます。また、重要なサポート・
レジスタンスラインを見つけるのにも適しています。
月足は
全体的な方向性(上昇・下降・横ばい)を確認し、
日足は具体的な
エントリーポイントを探すのに使います。
月足で上昇トレンドを確認してから、日足で押し目を狙うという使い方が一般的です。長期と短期の視点を組み合わせることが重要です。
情報の更新頻度が月1回と少ないため、短期的な変化に対応できません。また、月中に大きな変動があっても、月末の結果しか反映されないため、重要な転換点を見逃す可能性があります。そのため、他の時間軸と併用することが推奨されます。
月足では
移動平均線(特に12か月、24か月)との位置関係が重要です。また、過去の
高値・
安値のレベル、
トレンドラインの方向、
ローソク足のパターン(陽線・陰線の連続性)などをチェックします。大きな陽線や陰線は相場の転換点になることが多いです。
はい、むしろ
初心者こそ月足チャートから始めるべきです。短期チャートはノイズが多く判断が難しいですが、月足なら大きな流れが掴みやすいです。ただし、月足だけで取引するのではなく、
週足や
日足と組み合わせて使うことが大切です。
月足で形成される
ローソク足パターンは非常に信頼性が高いです。なぜなら、1か月という長期間の投資家心理が反映されているからです。特に、長い上ヒゲや下ヒゲ、十字線などは重要な転換シグナルとなることが多く、
プロトレーダーも重視しています。 月足
チャートでは
大まかな損切りゾーンは決められますが、具体的な
損切りラインは
日足や
4時間足で設定します。月足の直近
安値を下回ったら長期
トレンドが崩れたと判断する、という使い方が一般的です。ただし、月足ベースだと損切り幅が大きくなりすぎる点に注意が必要です。
月足分析では
単純移動平均線(SMA)、MACD、RSIなどの
トレンド系指標が有効です。特に12か月や24か月の移動平均線は、長期トレンドの方向性を示す重要な指標として広く使われています。
複雑なインジケーターより、シンプルなものの方が月足では機能しやすいです。