オプション取引っていうのはね、「あとで買ってもいいよ券」や「あとで売ってもいいよ券」を買ったり売ったりすることなんだよ。

たとえばね、君が大好きなおもちゃがあるとするよ。今は1000円だけど、来月には値段が上がっちゃうかもしれない。そこで「来月になっても1000円で買える券」を100円で買うんだ。これがオプションっていうものなんだよ。

もし来月おもちゃが1500円になったら、君は1000円で買える券を使って安く買えるから、400円もお得になるよね。でも、もし来月おもちゃが800円に下がっちゃったら、その券は使わなくてもいいんだ。ただ、券を買うのに使った100円はなくなっちゃうけどね。

つまり、権利はあるけど義務はないっていうのがオプション取引の特徴なんだ。買う権利（コールオプション）もあれば、売る権利（プットオプション）もあるよ。（FXでも通貨オプションがあるんだ）

大人の世界では、この仕組みを使ってリスクを減らしたり、少ないお金で大きな利益を狙ったりするんだよ。