わからない前提で解説
5歳でもなんとなく分かるFX用語!
STEP 01 なんとなく理解しよう!
5歳でもわかる超かんたん解説
オシレーターっていうのはね、相場が行き過ぎてないかを教えてくれる道具なんだよ。
ブランコを思い出してみて。あんまり高く上がりすぎると危ないし、反対側も同じでしょ?FXの値段も同じで、上がりすぎたり下がりすぎたりすると、そろそろ戻るかもって教えてくれるんだ。
温度計みたいに数字で表されて、例えば70以上なら「買われすぎ」、30以下なら「売られすぎ」って判断するの。
でも、すごく強いトレンドの時は当てにならないこともあるから、他の分析と一緒に使うことが大切なんだよ。
つまりオシレーターは、相場の行き過ぎを測る温度計みたいなものだよ!
オシレーターは値段が上がりすぎ・下がりすぎを教えてくれる計測器なんだ。
お風呂の温度を測るように、相場の温度を測るの。熱すぎたら冷ます、冷たすぎたら温めるでしょ?FXでも、上がりすぎたら下がる、下がりすぎたら上がる可能性が高いから、そのタイミングを教えてくれるんだよ。
STEP 02 さらに深掘ってマスターしよう!
もっと詳しい本格解説
オシレーターとは、相場の過熱感や勢いを数値化し、買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する補助的な指標なんですよ。「振り子」を意味する名前の通り、一定の範囲を行き来する特性があります。
代表的なオシレーターには、RSI、ストキャスティクス、MACD、CCIなどがあります。多くは0〜100の範囲で表示され、一般的に70以上で買われ過ぎ、30以下で売られ過ぎと判断します。これらは逆張りのタイミングを計るのに有効です。
ただし、オシレーターには強いトレンド相場では機能しにくいという弱点があります。買われ過ぎサインが出ても更に上昇することがあり、これを「張り付き」と呼びます。そのため、トレンド系指標と組み合わせて使うことが重要です。レンジ相場では威力を発揮しますが、トレンド相場では補助的に使うのが賢明です。相場環境を見極めて使い分けることが、オシレーター活用の鍵なんですよ。
関連用語をチェック!
ストキャスティクス 売られ過ぎ・買われ過ぎを%で表示。%Kと%Dを使用。
MACD 移動平均線を使ったオシレーター。トレンドも把握可能。 CCI(商品チャネル指数) 価格の平均からの乖離を示す。±100が基準。
ダイバージェンス 価格とオシレーターの逆行現象。転換サイン。
張り付き 強いトレンドでオシレーターが極値に留まる現象。
レンジ相場 オシレーターが最も機能する横ばい相場。 モメンタム 相場の勢いを示すオシレーター系指標の一種。
STEP 03 オシレーターに関するQ&A
よくある質問と回答
オシレーターだけでは不十分です。
トレンド相場では誤シグナルが多く、損失を重ねる可能性があります。
トレンド系指標と組み合わせることで精度が上がります。また、
相場環境の認識も重要で、
レンジ相場を見極めてから使うべきです。
優劣はなく
相場状況と個人の好みで選ぶべきです。
RSIは初心者に人気で分かりやすく、ストキャスティクスは感度が高いです。
MACDは
トレンドも確認できる利点があります。まずは
1つを使いこなしてから、他を試すことをお勧めします。
一般的に
RSIは14期間、ストキャスティクスは5-3-3がデフォルトです。しかし、これを変更することで感度を調整できます。
短期にすると敏感に、長期にすると安定的になります。ただし、
あまり変更しすぎると、一般的な解釈と異なる結果になるので注意が必要です。
ダイバージェンスは
価格とオシレーターが逆方向に動く現象です。価格は
高値更新しても
RSIは前回高値を超えない場合、
上昇力の衰えを示唆します。これは
トレンド転換の前兆となることが多く、オシレーターの重要なシグナルの一つです。
レンジ相場では
オシレーターの売買シグナルが有効です。
RSI30以下で
買い、70以上で売るという基本戦略が機能します。さらに、
レンジの上限下限と組み合わせることで精度が上がります。
ボリンジャーバンドとの併用も効果的です。
強いトレンド発生時は機能しにくいです。ニュースによる急変動時も同様です。このような時は
オシレーターを無視してトレンドフォローすべきです。また、
出来高が極端に少ない時も、指標の信頼性が低下します。
似た性質のものを複数使っても意味がありません。
RSIとストキャスティクスは似ているので、どちらか1つで十分です。使うなら
性質の異なるものを組み合わせるべきです。例えば、
RSIとMACDなら、異なる視点から分析できます。
最大の限界は
トレンド相場での誤シグナルです。また、
未来を予測するものではなく現状を示すだけという点も理解すべきです。さらに、
急激な相場変動には対応が遅れます。あくまで補助ツールとして、他の分析と併用することが大切です。