ポジションの完全ガイド

わからない前提で解説 5歳でもなんとなく分かるFX用語!

ポジション

保有している建玉のこと。買いまたは売りの持ち高を指す

パンダ
STEP 01

なんとなく理解しよう!

5歳でもわかる超かんたん解説

ポジションっていうのはね、FXで今持っているお金の状態のことなんだよ。

例えばね、君がカードゲームで手札を持ってるでしょ?その手札がポジションみたいなものなんだ。強いカードを持ってるか、弱いカードを持ってるか、それがポジションなんだよ。

FXでは、ドルを買って持ってたり、売って持ってたりする状態のことを言うんだ。買いポジションとか売りポジションって呼ぶんだよ。

サッカーでいうと、フォワードとかディフェンダーみたいに、自分がどんな役割で参加してるかを表す言葉なんだね。

つまりポジションは今持ってる取引の状態だよ!

ポジションは、FXで自分が持ってる立場のことなんだよ。

おもちゃ屋さんごっこで考えると、君がお店の人なのかお客さんなのか、どっちの立場にいるかがポジションなんだ。FXでも、買う側にいるのか売る側にいるのか、それがポジションだよ。

ポジションを持つと、価格が動くたびに儲かったり損したりするから、ドキドキするんだよ。

パンダ
STEP 02

さらに深掘ってマスターしよう!

もっと詳しい本格解説

ポジションは、FX取引において現在保有している建玉のことを指すんですよ。通貨を買っている状態を「ロングポジション」、売っている状態を「ショートポジション」と呼びます。

ポジションを持つことで、為替レートの変動による損益が発生します。例えば、ドル円を110円で1万通貨買った場合、111円になれば1万円の含み益、109円になれば1万円の含み損となります。レバレッジをかけている場合は、この損益がさらに拡大します。

ポジション管理は資金管理の要です。複数のポジションを持つ場合は、全体のリスクを把握し、適切なポジションサイズを維持することが重要なんですよ。感情に流されず、計画的なポジション管理を心がけることが成功への近道です。

関連用語をチェック!

ロングポジション 買いポジションのこと。価格上昇で利益を得る
ショートポジション 売りポジションのこと。価格下落で利益を得る
スクエア ポジションを持たない状態。ノーポジションとも呼ぶ
ポジションクローズ 保有ポジションを決済して手仕舞いすること
建玉 保有している未決済の取引。ポジションと同義
含み損益 ポジションを決済した場合の仮の損益。評価損益とも呼ぶ
レバレッジ 少ない資金で大きなポジションを持てる仕組み
ポジションサイズ 保有するポジションの大きさ。リスク管理で重要な要素
パンダ
STEP 03

ポジションに関するQ&A

よくある質問と回答

ポジションを持つタイミングは明確な根拠がある時です。テクニカル分析でのサイン、ファンダメンタルズの変化、自分の売買ルールに合致した時などです。なんとなくでポジションを持つのは危険です。また、感情的になっている時や、相場の方向性が不明確な時は様子見することも大切です。エントリーの根拠を明確にし、計画的に取引することが重要です。
一般的に総資金の2-5%のリスクに収めることが推奨されています。例えば、100万円の資金なら、1回の取引での最大損失を2-5万円に設定します。この損失額とストップロスまでの値幅から、適切なポジションサイズを逆算します。初心者は1-2%程度から始め、経験を積んでから徐々に増やすことをお勧めします。資金管理こそが長期的な成功の鍵です。
ポジションの保有期間は取引スタイルによって異なります。スキャルピングなら数分から数時間、デイトレードなら1日以内、スイングトレードなら数日から数週間、ポジショントレードなら数週間から数ヶ月が目安です。重要なのは事前に決めた期間を守ることです。含み損を抱えて塩漬けにすることは避け、損切りラインに達したら機械的に決済することが大切です。
複数ポジションを持つ場合は相関性を考慮することが重要です。同じ方向に動く通貨ペアで複数ポジションを持つと、リスクが集中します。ポートフォリオ全体でリスクを分散し、総リスク量を管理します。また、各ポジションの損益を個別に追跡し、エクセルなどで一覧管理することをお勧めします。定期的に見直し、バランスを調整することが大切です。
ポジションを持つ前にルールを決めることが最も重要です。エントリー条件、利益確定ライン、損切りラインを明確にし、紙に書いて見える場所に貼っておきます。ポジション保有中はチャートを見すぎないことも大切です。5分ごとにチェックすると感情的になりやすいので、決めた時間にだけ確認するようにします。深呼吸やストレッチで緊張をほぐすことも有効です。
どちらが有利ということはなく、相場状況によって使い分けることが重要です。上昇トレンドではロング、下降トレンドではショートが基本です。ただし、ショートはスワップポイントがマイナスになることが多く、長期保有には向きません。また、急激な上昇に巻き込まれるリスクもあります。初心者はロングから始めて、相場観を養ってからショートに挑戦することをお勧めします。
ポジションクローズは事前に決めた条件に従って行います。利益確定は目標価格到達時、テクニカル指標のサイン、トレンドラインブレイクなどです。損切り設定したストップロスに到達したら必ず実行します。また、重要指標発表前や週末前に、リスク回避のためクローズすることもあります。感情に左右されず、ルールに従って機械的に行うことが成功の秘訣です。
ポジション評価はリスクリワードで行います。期待利益を想定損失で割った値が2以上なら良いポジションとされます。また、勝率との組み合わせも重要で、勝率40%でもリスクリワード比が3なら長期的には利益が出ます。さらに、マーケット環境との整合性エントリータイミングの的確さ、資金管理の適切さなども総合的に評価します。定期的に振り返り、改善点を見つけることが大切です。