わからない前提で解説
5歳でもなんとなく分かるFX用語！
STEP 01 なんとなく理解しよう！
5歳でもわかる超かんたん解説
テイクプロフィットっていうのはね、「ここまで儲かったら売ります」って先に決めておくことなんだよ。
例えば、100円のおもちゃを買って、それが人気になって150円で売れそうだとするよ。でも、ずっと見ていられないから、「150円になったら自動的に売ってね」ってお願いしておくんだ。
これがテイクプロフィットで、英語で「Take（取る）」「Profit（利益）」、つまり利益を取るっていう意味なんだよ。
寝ている間も、学校に行っている間も、コンピューターが見張っていて、決めた値段になったら自動的に売ってくれるから安心だね。欲張りすぎないで、ちゃんと利益を確保できるんだ！
つまりテイクプロフィットは利益を自動で確保する注文だよ！
テイクプロフィットは、まるで自動販売機の逆バージョンみたいなもの。自動販売機は「お金を入れたらジュースが出る」けど、テイクプロフィットは「決めた値段になったら自動的に売ってお金にする」んだ。例えば、アイスを100円で買って、暑い日に150円で売れそうな時、「150円になったら売る！」って決めておけば、ちゃんと50円の利益が取れるんだよ！
STEP 02 さらに深掘ってマスターしよう！
もっと詳しい本格解説
テイクプロフィット（T/P）は、保有ポジションが目標利益に達した時点で自動的に決済する指値注文なんですよ。
具体的には、買いポジションの場合は現在価格より高い価格、売りポジションの場合は現在価格より低い価格に設定します。例えば、USD/JPYを150.00で買った場合、151.00にテイクプロフィットを設定すれば、100pipsの利益で自動決済されます。これにより、24時間相場を監視する必要がなくなります。
テイクプロフィットは計画的な取引に不可欠な注文方法です。感情に左右されずに利益を確定できるため、「もっと上がるかも」という欲や「まだ早いかな」という迷いを排除できます。多くのプロトレーダーは、エントリーと同時にストップロスとテイクプロフィットを設定し、リスクリワード比を明確にして取引しているんですよ。
関連用語をチェック！
ストップロス 損失限定の逆指値注文。テイクプロフィットと対になる注文 指値注文 特定の価格で売買する注文。テイクプロフィットは指値注文の一種 利益確定 利益が出ているポジションを決済すること
リミット注文 指値注文の別称。テイクプロフィットと同じ意味で使われることも
OCO注文 テイクプロフィットとストップロスを同時に設定する注文方法 トレーリングストップ 相場に追随して動くストップ注文。利益を伸ばしつつ確保
ターゲット価格 テイクプロフィットを設定する目標価格
STEP 03 テイクプロフィットに関するQ&A
よくある質問と回答
テイクプロフィットは
取引画面の注文時に設定できます。新規注文時に「T/P」や「利益確定」の欄に目標価格を入力するか、保有
ポジションを選択して後から追加することも可能です。多くの取引ツールでは、
チャート上でドラッグ＆ドロップで設定できます。
適切な設定幅は
取引スタイルと相場状況によるため一概には言えませんが、一般的にはストップロスの1.5〜3倍程度が推奨されます。例えば、50
pipsのストップロスなら75〜150pipsのテイクプロフィットです。
相場のボラティリティも考慮する必要があります。最大のデメリットはそれ以上の利益を逃す可能性があることです。設定価格で決済された後、さらに有利な方向に動いた場合「もっと持っていれば…」と後悔することがあります。また、わずかに届かずに反転することもあるため、設定が難しい面もあります。
はい、
ポジション保有中はいつでも変更可能です。相場状況の変化に応じて、より有利な価格に変更したり、利益を確保するために現在価格に近づけたりできます。ただし、現在価格より不利な方向（
買いなら下、
売りなら上）には設定できません。
ポジションを分割してテイクプロフィットを設定する方法があります。例えば、半分は早めの目標で利益確定し、残り半分はより大きな利益を狙うという戦略です。これにより、確実な利益確保と大きな利益の両方を狙えます。
週末の窓開けや急激な相場変動により、
設定価格を飛び越えて約定することがあります（スリッページ）。この場合、設定価格より有利な価格で約定することもあれば、不利になることもあります。
流動性の高い通貨ペアではこのリスクは小さくなります。テイクプロフィットは
固定された目標価格ですが、トレーリングストップは相場の動きに追随して動きます。例えば、20
pipsのトレーリングストップなら、最
高値から20pips下がったら決済されます。より大きな利益を狙いたい場合はトレーリングストップが有効です。
計画通りの取引を実行できるという大きな心理的効果があります。利益が出ている時の「もっと」という欲や、「まだ早い」という迷いから解放され、機械的な取引が可能になります。これにより、感情的な判断ミスを防ぎ、長期的に安定した成績を目指せます。
