時間足とは、チャート上の1本のローソク足やバーが表す時間の単位のことなんですよ。1分足、5分足、15分足、1時間足、4時間足、日足、週足、月足など様々な種類があり、それぞれ異なる視点で相場を分析できます。

時間足の選択はトレードスタイルと密接に関係しています。スキャルピングのような超短期売買では1分足や5分足を、デイトレードでは5分足から1時間足を、スイングトレードでは日足や週足を主に使用します。重要なのは、複数の時間足を組み合わせて分析することで、これをマルチタイムフレーム分析と呼びます。

短い時間足ほどノイズ（不規則な値動き）が多く、長い時間足ほどトレンドが明確になる傾向があります。例えば、日足で上昇トレンドでも、5分足では上下に激しく動いているように見えることがあります。そのため、大きな時間足で方向性を確認し、小さな時間足でエントリータイミングを計るという使い方が一般的なんですよ。